日時の設定には、かなり問題がある。
金曜日は夜間、土曜日の開催もあるものの、基本的には平日の日中。
これでは、地域に浸透するとは思えませんね。
私は、時間の調整ができる立場なので何とかなりますが、会社員さんは困難でしょう。
本当に、地域住民に理解を求めようと、本気で考えているのでしょうか。
甚だ疑問です。
まあ、参加者が少なかったおかげで、私はたくさん質問し、意見を述べさせていただけました。
参加されていた方々、ものすごく意識が高い方ばかりで、私は本当に勉強になりました。
感じたこと。
行政と現場との、意識の乖離です。
区も、真剣に地域福祉について考え、努力をされているのはよくわかります。
決して、批判をしたいわけではない。
しかし、やはり現場を見ていないなと、どうしても思えてなりません。
それから、説明会の冒頭に、「来年は、これまでで最大の介護保険制度改正が行われる」と言っていながら、それに対する具体的な
説明はなく、「資料を後ほどお読み下さい」などと言っていた。
地域支援総合事業のことなど、ほとんど触れていない。
一番聞きたかったのに・・・
確かに、国からの指針がないので、語れないのはよくわかるのですが・・・
このような説明会は、そもそも地域の方に発信すべきものです。
しかも、我々介護の専門職・専門家だけが聞くものではなく、そもそも介護というものをよく知らない方に、この話は向けなければなら
ないはずです。
区報には、改正についての説明は、簡単に掲載されていました。
しかし、それを読んだ一般市民は、果たして理解できるのでしょうか。
江東区の介護保険料は、全国平均より安いそうです。
しかし、今後はどうなるかわからない。
介護保険事業計画が計画通りにいかなければ、その分区民が負担をすることになる。
そしてびっくりしたのは、2025年の江東区の人口推移でした。
2025年に突入した段階で、最も人口が多い層が、団塊ジュニア世代であるというのです。
そうしますと、他地域はよくわかりませんが、江東区の場合団塊ジュニア世代が高齢者になった時のことも、考えなければならない
ということです。
2025年問題が過ぎれば、人口減少時代に突入するが、団塊ジュニア世代の介護問題にも、今後は着手しなければならない。
第6期事業計画は、来年から。
3月までに固め、また説明するとのこと。
総合事業は、平成28年から行うそうです。
もっと、意識を高めないと、ダメですね。
行政の広報の仕方には、申し訳ありませんが工夫の余地が大ありです。
しかし、地域の方にも、意識を高めてもらわないと、本当にシャレにならないということです。
次回、また機会があれば、積極的に参加して意見を述べたいと思います。